引越しのタイミングで一番ベストなのは、
できれば土日も避けたいです。特に引っ越しシーズンは百害あって一利なしです。引越しというのは常日頃から同じ需要はありません。
季節限定といっても言い過ぎではありません。とくに就職、転勤などの多い3月後半から4月のはじめにかけてはかなりの需要があります。
そのためこのシーズンは料金が上がることも珍しくありません。料金が上がったからと言ってサービスレベルは上昇することは一切なく、
シーズンでもあります。この時期だけのために引越し業者も常日頃から従業員を雇うわけにはいきません。
当然、アルバイトや関連企業からの応援でこなしていくことになります。慣れないスタッフに高くなる価格。
まさに百害あって一利なしです。
避けれるのなら避けるほうが無難ですが、引越しのタイミングは自分だけの理由でないことが多いため、なかなかそうはいきません。
ただ全員アルバイトということはなく、経験豊富なスタッフはいますので素人にまかせるよりも丁寧で確実な引越しは期待できます。
ただしこの時期の場合は予約は早めに行わなければ一杯になってしまうことも多く、断られる可能性もあります。
同じ理由で土曜日、日曜日も価格が上がることも多いので、出来ることなら平日がベストです。
目次
引越しのお得な時期
毎年、引越しシーズンといわれている月は、進学、就職、異動が重なる3月~4月上旬、それから9月です。
反対にシーズンオフになるのは、4月下旬~8月と11月です。もちろん、引越し費用もシーズンになるほど高くなり、オフになるほど安くなります。
オフシーズンの平日に引越しする場合とピーク時に引越しする場合とで、引越し料金は半額くらいになるといわれています。
もしも、繁忙期を避けられる引越しであれば、ぜひともオフシーズンに引越しすることをおすすめします。
中でも最も安い時期は、4月下旬~5月上旬のピークの直後になっているようです。気候の厳しい夏場も、引越し需要は低いものです。オフシーズンであれば、日程の希望が通りやすくなります。
ピーク時は、業者の都合に合わせなければできない事もあります。仕事の都合によって、無理をせずに調整できるのは助かるものです。
オフシーズンは入居者の少ないシーズンになりますので、家賃も安くなることもあります。家賃は無理でも、敷金、礼金等の初期投資金の交渉の余地も出てくるというものです。
物件もゆっくり探せます。不動産業者も暇になりますので良い物件を丁寧に案内してくれますから、意外に
さらに細かい事を言えば、月末近くは避けるべきです。それは賃貸は、通常月末までの契約になっているからです。
需要の多い土日祝日を避けるのももちろんですが、仏滅は需要が少ないようですので狙い目かもしれません。
大安など縁起も関係する
気にしている人が減っているとは言え、やはり「大安」の日は人気です。人気があればそれだけ引越し料金に反映されるので相場として高くなる可能性もあります。
葬式で敬遠される「友引」も引越しとなれば良い意味となります。
全部で「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」といった6種類ある六曜ですがそれぞれ意味があり引越しにあわせて意味を照らし合わせてみると「先勝」は早いほうが良いという意味なので午前中、逆に「先負」は後からが吉という意味なので午後といったように大安以外でも良いとされる猶予は用意されています。
ただ、これが実際に引越し業者の相場としてどれくらい反映されているかは不明ですがそこまで価格に連鎖されているとは思えません。
実際に私が勤めていた引越し業者も大安は割高料金という設定されていませんでした。
ただし、大安に引越しが多い事は確かです。引越し依頼が集中していれば値下げは難しくなる事は確かです。
気にする人は上記のような事を配慮し、安さを求めるのなら敢えて人が避ける日で申し込むと良いかもしれません。
曜日別の引越し
やはり現在は6曜ではなく7曜で世の中が動いていますので現在の曜日のほうが引越し相場に関係してきます。特に休日である土日に引越しが集中します。平日に比べ価格が高くなることが多いです。
また、土日ほどでは有りませんがその前後の月曜日、金曜日は前後の休日と絡め有給を取ったりして引越し日に充てる人もいるので多少高い傾向があります。
やはり中日である火曜、水曜、木曜が引越し需要も少なく引越し料金が安くなる可能性が高いので引越し日程に余裕があり曜日を選べる選択肢があるならこれらの曜日で引越しするのがオススメです。
ただ、土日でも日曜日の午後は割と空いている事もあります。引越し業者が運び入れたら即、通常生活がスタートできるわけではありません。
色々と片付けをしなければならないと思いますが、それを日曜日の午後にすれば次の人の仕事や学校を考えればもっと早く済ませたいと考える人が多いからです。
1月、2月の引越し
新年早々、引越しする人が少ないせいか1月は年間を通しても最も引越し需要の少ない月と言えます。つまり引越し相場ももっとも安い時期となります。
2月も少し忙しくなるかと思えば、それほどでも無く閑散期です。1月の売上げの少なさで少しでも獲得しようと値引きに応じてくれる可能性も高いです。
その為、引越し見積で比較すると一般的な相場以上に相当安く請け負う業者もあるかもしれません。引越しは1月、2月はお勧めの時期です。
3月、4月の引越し
3月は最も引越し需要が高まり一番の繁忙期となります。この時期の引越しは料金もさることながら引越しを請け負ってくれるかどうかという所から考える必要があります。そして最も値引きもされず相場が高騰する月です。
ハッキリ言って需要はいくらでもあります。値引きしてまで請け負う必要が無いとい状況です。
一番避けたい時期ですが、それが出来るとは限らないのが引越しです。本当に早い見積もり依頼が勝負となります。
4月も同様に上旬は繁忙期が続きます。3月に断られた人も含めまだまだ需要の多い月です。当然、相場もまだまだ下がりません。
後半になれば多少落ち着くところも出てくるので日にちをずらす事が可能なら後半まで待ったほうが良いかもしれません。
ただし、そこまで下がる訳でもありませんので避けれるなら避けたい時期である事は変わりません。少しでも安く良い引越し業者を選ぶために閑散期の1月、2月から動き出すことが重要です。
5月、6月の引越し
5月はようやく落ち着くかと思いきやゴールデンウィークといった大型連休がありますので意外と引越しする人は少なくありません。
その為、相場も思うような価格まで下がっていないのが実情です。ただし、5月はこのゴールデンウィークを数日過ぎれば閑散期となります。
5月中旬くらいから相場は一気に下がりますのでねらい目は5月中旬以降という事になります。
6月は大きなイベント行事も無く引越し需要は特にない閑散期となります。したがって引越し料金の相場はかなり低くなりオススメです。
ただし、6月に入ると梅雨の時期となります。大切な家具が雨にぬれる可能性も高いです。
基本的に雨対策もしていますが少しも濡れずに移動させることなど無理な場合も多々あります。価格は安く済みますが決して引越しに向いている時期だとは言えません
7月、8月の引越し
暑くくなるこの時期の引越しは何より水分を細目にとって夏バテ、熱射病などに気を付けて行う必要があります。
引越しの需要としては夏休みに入る事もあり、多少混み合う事もあります。特に7月20日を過ぎたあたりから夏休みに入るので、そのタイミングでの引越しが増えます。
夏休みなど子供の都合だけでなくお盆休みもある為、会社員の方もまとまった休みが取れ、引越し準備がしやすい時期でもあるので引越し需要も高まります。
ただ、この時期は大学生、高校生が夏休みに短期でバイトする事も多いので素人作業員も増える時期です。
引越し業者のクオリティが下がる可能性も大きい時期でもあります。ベテラン作業員に比べ様々なリスクが増えます。
子供の学業に合わせるタイミングとして同様に夏休み後半でもある8月下旬も同様に多少増えることもあります。混み合うという事は引越し料金に反映されます。
要するに高くなるという事です。20日を過ぎた後半は高くなる可能性があります。ねらい目のタイミングはそこを外した上旬に行うのがベストです。
9月、10月の引越し
8月の繁忙期も終わり新生活スタートシーズンで引越し件数も落ち着くかと思われがちですが、実は9月こそ繁忙期です。9月は上半期の終盤でもあります。
会社は上半期、下半期で動いている事が多く、意外にも9月は繁忙期なのです。予想以上の割高になっている事が多いです。最近は大学も一部入学式を行っている時期です。
10月に入りようやく引越し需要は減ります。大学生の短期バイトも辞めていきプロの引越し作業員のみでの引越しとなりクオリティが上がります。引越し相場も下がりオススメの時期となります。
過ごしやすい季節でもあり引越しにはオススメの月の一つが10月です。
ただし、閑散期とはいえ引越し業者も稼働を落としており早めに予約しなければ人員、スケジュールを入れられない事もあります。
早めに複数の引越し業者に見積りを取ってもらうことで多くの引越し業者から良いプランを選ぶことが出来ます。
11月、12月の引越し
肌寒い季節にもなる11月ですが10月に続き引越し需要の少ない月です。引越し料金の相場は安くなります。前月同様、短期バイトの作業員も少なく引越しにはオススメの月です。
12月は一部引越し会社の親会社でもある宅配業務はお歳暮シーズンで宅配は一番忙しい時期ですが引越し業者は前月と大して変わらず閑散期です。
しかし、後半となれば一気に繁忙期に変貌します。つまり12月後半は一気に引越し相場は上がります。
新年を新しい住居、事務所で迎える為の駆け込み需要が一気に増えます。一般家庭も大掃除を兼ねた引越しもあるでしょう。
師走の忙しい時期でもありますが、しっかり引越し業者を見極める為にも早めの見積もり依頼をするべきです。
3月の引越し予定なら
1年で最も引越しの需要が高まるのが引越しシーズンでもある3月です。3月に予定されている人は少なくないのではないでしょうか?
この時期は需要が高まるというレベルではありません。爆発的に依頼されるのです。
当然、引越し業者もこの時期に備えてアルバイトを雇ったりして体制を整えているのですが、実際には熟しきれないほどの依頼がきます。まさにパンク状態です。
かなり早めに依頼しなければ予定したい日時はおろか、このシーズンの申し込みは泣く泣くお断りしなければならない事も多々あります。
相当早めに申し込みをしなければ、引越し予算の削減などと言っている場合ではなくなります。
とにかく引越しをしてもらえる業者を探すという
で引越し業者を選ばなくてはならない状態になりかねません。実際にそういう人は大勢います。
どんな時期でも早め早めに準備しておくことが大切な引越しですが、3月の引越し予定の場合はさらに早めに準備しておかなければなりません。
特にこの日に引越しがしたいという希望があるのなら相当早く依頼しなければ物理的に不可能でお断りされる可能性が高くなります。
家族の引越しともなればトラック一台、一グループでこなせる作業など2件、3件が限度です。あなたの引越しを熟せる時間も道具もありません。
また補足としてアルバイト要員が増えるという事は、そんなに教育できるはずもなく
つまりあなたとそんなに変わらない知識であなたの大切な荷物を運んでもらう事になるのです。引越しはあなたが時期を選べる事ばかりではないと思いますが3月の引越しは出来るだけ避けたいものです。
このシーズンの引越し価格は元々高めになる事が多いのですが引越しシーズンよりもはるか前から依頼しておけば値下げ交渉も可能です。
シーズン中なら、話を聞く暇もなく「他の業者にあたってください」と言われる可能性の方が高いです。
そんな引越し業者の実情、現状を把握して、早めに依頼しておく事を強くおススメしておきます。
早めの行動、余裕のある日程がベスト
自分で出来ることはやり引越し料金を出来るだけ安くするプランを選択するならもちろん、すべてお任せにするプランを選択するにしても引越しまでやる事が全く無いという事はありません。
ある程度やらなければならない事もあるはずです。複数の引越し業者に見積もりを出してもらい比較する事も当然、その一つです。
引越しは前もって準備することが安くすることにもつながるのです。そして前もって準備すれば日程にも余裕が出るかもしれません。それは引越し料金をさらに安くすることになる可能性があるのです。特に
例えばあなたが九州から上京するための引越しを依頼するとします。もし前日、当日の朝に東京から九州に引越しした人がいた場合、その引越し業者は九州から東京まで空のトラックで帰らなければなりません。
そのタイミングであなたのような引越し希望の人がいたとしたら是が非でも引越しを請け負いたくなるはずです。
どうしても請け負いたいという気持ちは価格に反映されます。空のトラックを長距離戻すくらいなら荷物を運んで1件引越し作業をしたほうが効率的です。
そのタイミングなら引越し業者も確実にかなり安くても引越しを請け負いたくなるはずです。
ただし、そのようなタイミングを見計らうためには引越し作業日に余裕がなければなかなかタイミングが合いません。
何日から何日の間に引越しがしたいという余裕があれば、そのようなタイミングにあるかもしれません。
しかし、何月何日の何時にと日程に余裕がなければなかなかタイミングは合いません。日程に余裕を持つことで格安で引越しが出来る可能性が増えるのです。何事も余裕をもって行動することは重要です。
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