引越し業者が来る前に完了させたい段ボール詰め。荷造りもセットされたプランもありますが料金がその分、高くなるため、自分たちでできそうな場合。やっておいたほうが引越し料金の節約につながります。
ただし、下手な梱包で中身が壊れた際、引越し業者に責任があるのか?責任所在が分かりにくくなります。その辺も加味して判断してください。
壊れやすいものが多い、壊れると困ることがある場合は補償もしっかりした業者に高額になってしまいますがすべておまかせのプランにすることも考える必要があります。
壊れにくい衣類なんかは問題なく汚れが付きそうなものと一緒に入れなければ難しいものではありません。
荷づくりに必要だと思われる道具を揃えて使う予定のないものから順に荷造りしていきましょう。荷づくりの基本は
後で必要になってせっかく荷造りをしたものを再度開くことのないようにしておきたいです。そして、中身の記載もしっかりと段ボールに記載しておくことも必要です。
中に入れる量ですが重いものは小さい箱に、軽いものは大きい箱に入れると搬入、搬出時の作業がやりやすくなります。
よく失敗しがちなのが梱包した中身がグチャグチャになってしまい、下手をすれば一緒に入れた荷物を破損、汚してしまうこともあります。
こぼれそうなもの、他の物を汚しやすいものはしっかりとビニールにいれたり紐をりようして対処してから段ボールに入れましょう。
軍手も必需品です。細かい作業では指を切ってしまったりすることもあるため、安全のために軍手は用意しておきましょう。
新居の搬入先が決まっているのなら、それを示す印も段ボールの外に記載しておくとスムーズに引越し作業をすることができますので業者に任せるときでも、自分たちでやるにしても必ず記載しておきましょう。
■荷造りに必要な道具
段ボール、ガムテープ、ひも、マジック、はさみ、カッター、軍手、新聞紙、袋。
食器類の梱包テクニック
引越しの荷造りをすべて自分でやったほうが安くなります。引越し費用を少しでも安くするための食器類の梱包テクニックをお教えします。
まずは段ボールの底に新聞紙を丸めたものを敷き詰めていきます。ガラス、陶器でできた食器は破損率が高いので緩衝材を多く使います。この緩衝材の役目を果たすのにうってつけなものが
なのです。皿も新聞紙で包みます。そして出来るだけ皿は縦に入れていきます。積み重ねるのは極力避けましょう!
そして皿と皿の間には丸めた新聞紙を挟み緩衝材として敷き詰めます。必ず皿と皿の間に敷き詰めます。運搬中に皿と皿が当たることが一番割れる原因ですので絶対に当てないようにしておきます。
横にするのが難しい場合は重いものから箱詰めして上に軽いものが来るようにします。言うまでもなく重みによる破損を防ぐためです。
そして段ボールに隙間を作らないように丸めた新聞紙を敷き詰めていきます。皿が運搬中に段ボールの中で動かないぐらいに敷き詰める必要があります。
最後に段ボールの外に食器類が入っている事を記載し割れ物でることを大きく記載すれば食器類の荷造りは完了です。
よく割れ物だけ記載する人がいますが荷物の量にもよると思いますがしっかり食器と記載すれば、誰が運んでも間違いなく新居のキッチンにこの段ボールが運ばれていきます。
中身を確認してそれぞれの部屋に持っていくという無駄な作業をしない為にも外側の箱に食器類としっかり明記しておきましょう。
ここまですれば食器類が破損する可能性は絶対に少なくなるはずです。引越しのプロもこれ以上の事はしていません。割れやすい食器類だけにしっかりとした梱包を心がけましょう!
ビンの梱包テクニック
調味料やお酒など様々瓶があります。瓶の破損はそれ自体のみならず周りの荷物をも損傷させる引越し時にとって破壊力のある危険物です。
ですからこの瓶の破損はなんとしてでも食い止めなければなりません。
段ボールに梱包する際には絶対に瓶のみを入れれるようにサイズの良い段ボールを用意する必要があります。最悪割れて周りに付いても拭けば済むものに限定しておきましょう。
一番被害が大きいのは同じ段ボール内の荷物です。瓶を梱包する際に頭に入れておきたいことは
ことです。もちろん瓶を割れないように梱包します。しかし割れた場合の事も考えて梱包すれば被害はほとんど無くなるはずです。
瓶が破損しても良いように一つ一つビニールに入れておきます。間違ってもまとめてビニールに入れるのではありません。そして周りに緩衝材(新聞紙)をまいて段ボールに敷き詰めます。
ここからの作業は食器類と同じく段ボールの中で揺れないぐらいにビッシリと丸めた新聞紙を敷き詰めていきます。
最後に箱の中身に調味料という事と割れ物という事を大きく記載しておけばOKです。
しっかりとした梱包をしなければ他の大事な荷物にも影響を与えかねない荷物ですので慎重に梱包しましょう!私の経験上、引越し作業で一番破損する可能性が高い荷物です。
パソコン機器の梱包
パソコンなどの精密機械の梱包は大事です。しかしパソコン梱包の前にやらなければならない重要な事があります。
それはバックアップです。パソコン自体は破損した場合にしっかりした引越し業者なら保険で弁償してもらえますがパソコン内の
お金で買えない価値があるのです。必ずパソコン内のデータは別にも保存してから梱包に取り掛かりましょう!
できればパソコンは少し価格は高めですが専用の段ボールを用意したいものです。精密機械の運搬は専用の段ボールがあるほど丁寧に運ぶ必要があるという事なのです。
上記のような段ボールはヤマト運輸の営業所に行けば高いものでも1,350円程度で買えますのでパソコンを引越しする場合などにはこの箱を利用してみてください。
パソコンのみならずプリンターや複合機などなど様々な専用段ボールがありますのでそちらを利用すればより安全です。
同じようにデジタルカメラ・コンピュータ周辺機器・携帯電話・ゲーム機・電子辞書等、小型の精密機器に最適な精密機器BOXというものもありますので大事な精密機械はこれらを利用してみましょう!
パソコン系の梱包は難しいです。専用の段ボールを貰っても梱包の仕方が難しいぐらいです。ですがパソコンは決して安いものではありませんのでしっかりとした梱包をしましょう!
本・書籍の梱包
本や書籍の梱包にテクニックなど必要ないと思っている人は多いと思います。確かに割れ物ではありませんしそこまで気を使う必要がない部類に入ると思います。
ただし、入れる段ボールのサイズや段ボールの質には気を配りましょう。分かると思いますが本や書籍を大きい段ボール一杯に詰め込むとかなりの重量になります。柔らかい段ボールだと破れたりする可能性があります。
誰が運ぶかにもよりますが大きい段ボールに詰めてしまうとかなりの重量になってしまいます。
段ボールを小分けにすると手間がかかると思われるかもしれませんが、運べると判断できれば2箱同時に運びますし台車が使える所なら3箱、4箱同時に運べます。
大きい箱は軽い衣類などを入れ、小さい箱には重量のあるものを入れておいた方が無難です。
ただし、本などはトラックに積むときに潰れないので下に置きたい荷物ですからあまりに小さいと実は困ります。
120サイズ程度の段ボールに入れれば男性ならそんなに苦がなく運べますのでそれぐらいのサイズがベストです。
ただ、いらない書物は事前に古本屋などに売って極力引越しの荷物を減らすことが引越し料金を安くする事に繋がりますので前もって必要のない書物だけは先に処分しておきましょう。
衣類の梱包
衣類の梱包で気をつけたいのは破損や損傷の心配ではなく、引越し先での収納の手間です。同じタンスを使うのならタンスの棚に入っていたものをそのまま段ボールに入れるべきです。
引越しで一番手間のかかる、時間のかかる作業は引越し先での荷解きです。これを棚ごとに箱詰め出来れば、そのまますべて棚に入れるだけで済みますので簡単です。
箱の外側にタンス3段目、衣類と記載しておけば引越し作業がグッとスムーズになるはずです。
また、引越し業者にはハンガーボックスといく梱包資材が用意されている所が多いのでスーツなどたたむ事が難しいようなものは是非、利用しましょう!引越し業者に依頼したメリットの一つです。
引越し時の布団の扱い
布団は引越し時には基本的に丁寧に扱われるものではありません。落としても破損しない荷物であり、荷物の性質上、汚れなければOk的な雑な扱いを受ける荷物となります。
そして運送時の他の荷物の間に挟み荷物同士がぶつからない様に、他の荷物が動かない様に緩衝材として使用される事も多々あります。
ただし、引越し時に布団は必ず布団袋に入れるという事を徹底して欲しいと思います。布団の運搬は意外に難しいのです。
形が崩れるものなので気を付けてても壁に擦ったり地面についてしまったりするのです。そうなれば破れたり汚れたりする原因にもなります。
業者依頼なら布団袋は用意してくれていると思いますので利用しましょう。これもまた、引越し業者に依頼するメリットです。
緩衝材のような扱いでも通常の布団なら問題なく今まで通りそのまま寝具として何不自由なく使われますが、そのような扱いを受けたくない布団は布団袋では無く布団収納ケースで運ぶと良いと思います。
布団の特徴として重量はありませんがどうしても容積が大きくなります。布を運んでいるのか空気を運んでいるのか分からないような荷物です。
荷物の大きさは料金に直接影響します。容積を小さくするために
です。これはそのまま新居でも使えますし購入しといて損はないのではないでしょうか?
重量的には3,4個持って行けるのにカサのせいで1個しか運べないという場合も短縮した作業になります。100均でも売っていますので是非、オススメです。
使わない布団は前もって荷造りしておくべきですが、当日まで使用する布団もあると思います。当日の行う作業の一つが布団の梱包になると思います。
当日使用した布団程度ならそのままの状態で引越し業者を待つ人も少なく無いようですが布団収納袋に入れるだけの事なので梱包して待ちたいものです。
何枚も入る布団袋への布団の入れ方のコツは軽いものから入れると次の布団が重しとなり綺麗に入れやすいようです。
紐の縛り方は縦を先に、横に2本くらい縛ると崩れにくく、切らなくても縛り方次第で1本でそれが可能です。毛布、シーツも同様です。
サカイ:当社布団袋に詰めます。
アーク:専用布団袋でお布団もしっかり梱包(引越し後の継続使用可能)
アート:専用の布団袋あり
クロネコヤマト:資材として販売されています(紙タイプ)
日通:資材として販売されています(布タイプ)
宅配の宅急便や佐川急便、ゆうパックで送る選択肢もありますが、引越し時よりもサイズの関係で結構、割高になります。宅配で送るとサイズの関係で結構高くなります。
布団なのでサイズの割に軽い荷物なので重さでは無く3辺の合計の長さで価格が決まります。
おそらくマックスサイズになりますがゆうパックは170cm、ヤマト・佐川は160cmが最大サイズとなるのでそのサイズに抑える必要があります。(ヤマト便は2m)
冷蔵庫、洗濯機の水抜き
意外にも忘れがちなのが冷蔵庫や洗濯機の水抜き作業です。この作業は引越し業者が来てあわててはじめてもすぐに終わるものでない可能性があります。
運搬の際はもちろん、輸送中にほかの荷物を濡らしてしまう、汚してしまう事にもなりますので忘れずにやっておきましょう。
特に霜がついているような冷蔵庫の場合、溶けるのを待たなければなりませんのでかなり時間がかかります。
前もって電源を抜き溶けた水がこぼれないようにタオルなどをセットしてしみこませるなどして除去しておきましょう。
水はトレイにあるかタンクにありますのでそれをあらかじめ捨てておくと良いですが冷蔵庫を傾けたりして水を出しますので無理なら業者にお願いしましょう!
洗濯機も水道の蛇口を閉めて行います。ドライコースを選び給水ホースに貯まった水を捨てます。
排水ホースは脱水をして洗濯機を傾けて行います。冷蔵庫も洗濯機も一応当日に業者がやってくれますが、
ので、できれば前日までにやっておきたい作業です。
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