引越し料金の決め方

【こんなにも適当なの?】引越し料金の決め方

みなさんは、引越料金がどのように決まっているか知っていますか?実はハッキリと決まっていないと聞いたら驚かれるのではないでしょうか?それは



すべてまったく同じ荷物を運ぶ事もありませんし、同じ場所から同じ場所に運ぶこともありません。また今の家と引越し先は毎回同じ作りではありません。

もちろん、項目で料金はある程度決まっています。引越し先までの距離や移動時間、有料道路料金や時期や曜日、時間帯、ダンボールなどの資材からその他オプション料金。

さらには作業する人数から荷物の量など、一応細かく料金設定されています。しかし、それらの必要性を決めるのは引越し担当者なのです。


エレベーターの有無でも作業人数、作業時間は変わってくるのです。どの道を使うかでも距離は変わってきますし、荷物の量もいちいちサイズや重量を計ることはもちろんしません。

それをイチイチしていたら余計にお金が必要になってきます。

つまり大体なのです。

もちろん、10トントラックが必要と思われる引越しで軽トラックで運ぶなど物理的に不可能な見積りは立てれませんが、4トントラックでも可能かもしれないという事なのです。

それだけで料金は変わってきますし、作業員が8人必要なのか7人必要なのかはもう、



引越し料金を正確に平等に決めることなど不可能なのです。ですから昨日より作業も楽ですぐ終わったけど今日のほうが料金が高いという事も十分ありうる訳なのです。

つまり、逆に言えば曖昧な部分があるからこそ値引き交渉がやりやすいという事も言えます。引越し業者の言い値をそのまま素直に了承せず、他社と比べて必ず値引き交渉というものをする必要があります。

ただし、時期も考えなければなりません。引越しシーズンである2月頃から4月初旬は引越しをしてもらえるだけでもラッキーです。

値引き交渉するなとは言いませんが、値引きに時間を取られていては予約が埋まってしまい引越し依頼できない状況になりかねませんのでご注意ください。

引越し料金の決まり方

引越し業者は大手から中堅、小規模などを含めればかなりたくさん存在します。一般的には大手のほうが価格は高くなりがちですが、その分サービス面ではきめ細かいところまで行き届いています

ただし、結果的に大手のほうが安く済むという事も普通にありますので一概には言えません。

引越し料金は基本的に荷物の量移動距離人員手間で決まります。この価格設定がそれぞれの引越し業者で違うのです。

荷物の量が増えれば増えるほど大きなトラックが必要になってくるという意味で当然、価格が上がります。

移動距離が長ければ長いほど価格は高くなり人員も増えれば増えるほど同じように上がります。それぞれの引越し業者も様々なプランが用意されています。

また特殊な作業が必要だったりすると別途有料オプションになることもありますしさらに便利なサービスは有料オプションになっていることがあります。

しかし、引越しの価格は曖昧な部分もあります。見積もり次第ではまったく違った金額になる可能性が高いのです。荷物の量だって



ですし、作業人数だって明確な設定があるわけでは無いのです。

引越しの価格というのは見積もる方だって正確に算出するのは難しい事なのです。だからこそ比較するだけでも価格が下がることだって十分考えられるのです。その為の知識を持って引越し業者と相談する必要があるのです。

保険、補償も料金の一部

大量の荷物、家具を運ぶ際について回る破損、紛失のリスク。引越し業者も頭を抱える問題の一つです。

しかし、作業を人がやる以上、それは絶対にリスクとして残るものです。どんなにプロの作業員でも当然ミスはします

ミスのない引越しに越したことはありませんが、ミスは起こりうるものとあらかじめ考えておく必要があります。そこで重要になってくるのが補償です。

ミスが起こる、起こらないよりもその補償がきちんとされるかされないかが重要なのです。大抵の引越し業者が契約しているのが



です。多くは限度額が1000万円で大抵の引越し業者は契約されていますが、個人事業程度の引越し業者がこの保険に入っているとは限りません。

安心を提供できるように少なくともこの保険に契約していない引越し業者には依頼しないほうが無難です。

ただし、この保険を契約しているからすべてのものが補償される訳ではありません。当然、免責事項も多数あり保険が下りないケースもあります。

・現金、手形、小切手、株券、有価証券
・宝石、貴金属
・美術品
・動物
・パソコンのデータ

等は保障されません。また

・故意、または重大な過失がある場合
・自然災害や国家戦争などによる損害

には保険は適応外となります。

保険に契約しているという事はそれだけで引越しの経費となります。直接、お客さんが契約する訳ではありませんが、その保険料の負担は当然見積もりに含まれたものとなります。安心できる引越しをする為には必要な保険だと思います。

ただし、これらの保険に契約しておけば本当に安心できるとは限りません。自動車保険同様に、翌年の保険料が上がってしまうのを避ける為、引越し業者としては極力、この保険は使いたくありません。引越し業者が



そうなれば、特に高額な破損でなければ会社が賠償、代品を用意することになります。保険があるから安心という訳ではなくなり会社が誠実に補償してくれるかという問題になってきます。

保険は安心の一つですが、保険に契約しているから安心とは言えないという事も事実です。

適用外の物、高価なもの、代品の無いものや思い入れの強いもの等は別途、個別に保険を掛けるか、自分で運搬する等の対策をあらかじめしておく必要があります。

物を移動させるという事は破損、紛失の可能性がありますので安い引越し代金に惑わされず、しっかり対応してくれる安い業者を探していきましょう。

値引きされて正規の引越し料金

引越し料金に明確な価格は無いとお伝えしましたが、各社、それぞれ料金設定は厳密にされているはずです。

引越し作業という基本の商品であり会社の運営にかかわる料金なのでそれなりにしっかりと設定されているはずです。しかし、その料金は実際には本当に引越しにかかる料金ではありません

企業ですから出来るだけ高い料金を支払ってもらったほうが良いのです。しかし、日本には200社以上の規模が違えどライバル会社が存在しています。

引越し受注でこれだけもらえたら有難いと感じる価格があります。しかし、それを押し通せば他社に価格競争で負けてしまいます

引越し料金は法律で決まっている訳では無いので各社自由に決めています。本当に欲しい料金と、他社と対抗するための料金には開きがあるのです。

他社と比較された場合と、そのまま依頼された場合で価格が違うケースも少なく無いのです。

当然、採算が割れるような価格では受け付けれないですが、ここまでの価格なら受けれるという料金は設定されています。

つまりお客さんは知る事が出来ない値引き可能な額というのも存在するのです。

一般的な料金設定が高くても、実際に他社と比較される際に「値引き」が適用されると驚くほど安くなったりもするのです。値引きを最大限に引き出すためには



引越し一括見積りサイトを利用すれば最初から比較されている訳ですから正規料金では無く、値引きされた料金を引き出すことが出来るのです。

家族の引越し

家族の引越しともなれば運ぶ荷物はかなり多くなると思います。そして家具も大物になりがちですので個人ではかなり難しい引越し作業になるかと思います。

その為、必然的に業者依頼になる可能性が高いと思いますがどこまで自分でやるのかによって引越し料金が大きく異なってきます。

引越し業者も様々なプランを用意しており、料金や作業の選択が出来ます。もちろんすべて業者に任せたほうがすぐに引越し作業を終了させることが出来ます。

しかし、家族の引越しともなれば引越し代金も馬鹿になりません。

特に引越し作業のうち、荷造りと荷解き部分でその判断が求められます。要するに引越し前の小物の段ボールづめと運ばれてきた小物を開けて配置を自分達でするかどうかという選択です。

確かにこれは、引越し業者の提供する梱包資材を借りれば専門的な知識などなく簡単に行うことが出来ます。ただし、引越しの中で一番時間がかかる作業だということを忘れないでください。

家族の家具は大きいものが多く冷蔵庫やテレビ、ベッドなど確かに搬入には高度な技術や運ぶコツなどを知っていなければどこも破損させずに素早く運び入れることは難しいです。

しかし、そうは言っても通常、これらの数は知れています。

それ以外の小物の多さで時間をかけてしまうのが引越しなのです。その作業を惜しまないのなら引越し料金が安くなるプランで申し込むべきです。

しかし、その時間がもったいないと思えば多少引越し料金が高くなってしまいますがすべてお任せするプランにしておくべきです。

そこはプロの仕事、小物と言えど



し任せて安心できます。家族の引越しでは家族の協力がどれだけ得られるかによってプランを考えたほうが良いと思います

まだ、小さいお子さんがいるのでしたら引越し業者にすべて任せて短時間ですべて終わらせるほうが賢明かもしれません。

単身の引越し

単身引越しの場合、荷物のほとんどは全部自分の物だと思います。ですから自分自身でどれだけの作業量が必要なのかは割と把握しやすいと思います。

そして自分だけの荷物ですから自分が出来る量というのも分かりやすいと思います。

単身引越しでの業者プランは距離はもちろんですが荷物の量が決め手になります。冷蔵庫やテレビなど運搬が困難なもののみを運んでもらうという選択肢も考えれます。

引越し先の距離も関係してくるとおもいますが、何度も往復可能なら小物は全部自分で運ぶということも考えれるのですが、一度にすべてやってもらったほうが賢いケースが多々あります。

引越し料金のみを考えれば安く済ませたいと思うのは理解できますが、自分で運ぶのもガソリン代などを考えれば



なんども往復して引越し作業をするぐらいなら、一度に短時間で終わらせれる業者にまかすのも選択肢の一つです。

単身引越しプランが用意されている業者も多いので割と安く引越しを済ませることが出来ます。

【長距離の単身引越し】
全国各地を飛び回る転勤族は、辞令一枚で北海道から沖縄まで引越しを余儀なくされます。概ねにして単身での長距離引越しとなりますが、その度に結構な費用がかかってしまいます。

数年に一度だとしてもそれを繰り返していれば、負担になっていくものです。そこで、お得な引越しをするには、どの業者に依頼するべきか考えてみました。

長距離引越しで最もかかる経費が、運搬費です。それでも単身者であれば荷物も少ないので、割と抑えられはします。長距離引越しで各社に見積もりをしてもらうと、かなり差が開くことが知られています。

それは運搬の手段にもよるでしょう。トラックであれば、運転手の拘束時間も長くなり人件費を請求されます。急ぎであれば航空便になり当然高くもなるでしょう。

フェリーやJRにも一長一短があります。これらは各社が許せる範囲で営業していますので、価格に差が出てしまっているのです。数万円くらいの差は普通にあると思っておきましょう。

しっかり見積もりを取って安い業者にすれば、随分経費が節約できるのです。遠距離なのだからと、良く知られた引越し業者に依頼することは避けておきましょう。

有名な業者には、飛び込みで依頼してくる客も多いこともあり、



それでも忙しい人は、他社との比較もせずに有名業者に一任してしまうのです。

しかし相応の広告費用もかかっていますので、料金は高めになっているものです。それでも、広告を裏切らないサービスの質はあることでしょう。

ですが、それも他の業者でもできていたりもするのです。つまり広告に力を入れていない業者の方が、安上がりになりがちということです。

例えば、引越のプロロ、カルガモ引越センター、ファミリー引越センター等があります。あまり知られていない業者は、



CM等で植えつけられた先入観に、とらわれ過ぎてはいけません。客観的にサービス内容と金額を比較して決めることが大切になります。

【単身引越しの引越し業者】
ワンルームで荷物がすっぽり入るような単身者の引越し用に、引越し業者は「単身パック」というものを用意しているものです。

これは引越し業者によって、いろいろなパターンがあります。パックと言うからには、お得感を出しているはずですが、その内容を確認してみる必要があります。

大きく分けて、以下の2つに分けられます。

1.引越しのパックを選ぶタイプ
引越しをいくつかのパターン別にパッケージ商品として売り出しているものです。利用者は、この中から選択するという方法で発注をするのです。

パッケージにしてますので、お得感はある料金ですが、融通が利かないのがデメリットにはなります。

荷物が少なくてパッケージによるメリットがしっかり受けられることが分かる場合には、メリットがあります。このタイプは、日本通運とクロネコヤマトくらいしかやっていません。

2.引越し業者に見積もりをしてもらうタイプ
引越しにおけるパッケージは、こちらのタイプが一般的です。訪問しての見積りが必要ありませんが、実際の引越し料金までははっきりとはしません

しかしながら利用者毎に見積もりをしてくれますから、この単身パックにしておけば概ね最安値になるものです。

単身パックは、追加料金などの心配がないことも人気の理由になっています。その反面、値引き交渉には応じてもくれません

荷物の量等に予定が変更して増えたところで、その分は自費でまかなうしかないのです。便利で安いことばかりでもありませんので、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

長距離の引越し

長距離の引越ともなるとただでさえ大変な引越し作業に移動という労力もかかり時間も費用もかかってしまうものです。また、長距離ともなれば、何ども往復することは難しいと思いますので



して新居に向かう必要があります。

引越料金も高くなりがちですが、トラックをチャーターして長距離移動させるのが基本ですが、時間が多少かかっても安く抑えるために途中、貨物列車に乗せて運搬させるプランを提供している引越し業者もあります。

何かと大変な長距離引越しは労力もしっかり考慮してプランを考えることをオススメします。

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